ひなビタ♪LIVE2024レポート〜イマココ!この瞬間〜

どうも、Twitterのトレンドを「ひなビタ」から「ひなビタ♪」にする啓蒙活動委員会のあぺるです。

中学3年でひなビタ♪を知り、夢にまで見たひなビタ♪初ライブでした。
元気をもらったのか魂が抜けたのかなんとも言えない感情で、心ここに在らずといった浮遊感の中でブログを書いています。

感情が溢れ出してて文章がまとまらないかもしれないけど、昨日のライブの感想とひなビタ♪への想いをイマココに残すためにブログを書きます。

最初にこれだけ。

 

めっっっっっっっっっっっっっっっっちゃ良かった!!!!!!!!

 

 

 

 

 

当日のセトリ、昼夜共通

 

個人的な記録や、読むに値しない感想がダラダラと書かれているので、よっぽどの物好きの方でなければ2番のイマココの部分だけでも読んでいただけると嬉しいです。

 

 

 

0. ライブ前

本題ではないので軽くね。
物販目当てに朝5時には家を出て、7時半ごろに会場到着。

既に50人くらいかそれ以上の人が集まっていてすごい(小並感、KONAMIだけに)。

倉吉でお会いした方や、列でたまたま近くに並んだ方と少しお話しして整理券GET。一番早い時間帯で取れました。お腹が空いたので駅でメロンパンを食べました。ひなビタ♪を真面目に考えているデキるオタクだからね。抜かりなし。

その後物販を無事購入。

 (写真撮ってなかったので後でここに載せるかも)

さて、13時の開場までまだ時間があるしどうしたものか…

 

 当然ゲーセン行くよな!?

大宮のトークショーの際と同様、ビタ民で溢れるラウンドワンがそこにはありました。この時はまだ自分は音ゲーをちゃんとやっていなかったけど、今の自分は違う。ボルテのひなビタ♪楽曲でテンションを高めていきます。

本題とはズレるけど、音ゲー始めたり鳥取に2回も弾丸旅行したり、ひなビタ♪が最近また活発になってきてから自分の行動力も高まっている気がします。特にちくわ祭り期間はグッズ欲しさに実習後ゲーセンに通う日々。推しに支配される生活も悪くない、

 

さあ、いい時間になったところでいざ、ライブへ。

ずっと溜まっていたこの思いをぶつけに。毎日ウォークマンを聞いていた中学の自分に、一歩の勇気が出ずにライブや鳥取に行かなかった高校の自分に、コロナでひなビタ♪に動きがなく終わりも感じた大学入学時の自分に、今ここにいるよって伝えたい。

昼は指定席で26列目から、夜はVIP席で8列目からの参戦です。

 

 

①  当日の感想

Ⅰ. 各曲の感想

 ライブについて昼と夜で分けて書くかも考えましたが、セトリに沿ってそれぞれの曲ごとの感想を書いていき、最後に全体としての感想や、昼と夜とを見ての思いの違いをまとめようと思います。

1、花のやくそく
 まり花、イブ、咲子、芽兎めうの順に登場し、最後にステージ上の画面に凛が登場して5人での合唱となりました。声優さんが4人登場と事前発表されていたので、まさか凛が登場してくれたとはという驚きと、5人が舞台で揃った感動がありました。最初の曲で涙腺が壊れる兆しが…。実はこの曲が1曲目として選ばれたのには理由があったのでした。後で詳述。

 

4人揃って簡単な自己紹介。
昼の部ではそのまま5人のソロ曲へと進んでいきましたが、夜の部では衣装の紹介をできなかった反省を活かして、声優さんがくるくる〜をしてくれました。可愛い。
以前にライブをした3人が最初にくるくるした後、初登場の五十嵐さんの可愛い新衣装が堂々のお披露目となりました。

 

2、恋とキングコング
 最初のソロはもちろん日向美ビタースイーツ♪のリーダーであるまり花曲。
 ジャケット衣装が元になった白+お花の可愛い衣装。日向美ビタースイーツ♪が作った1曲目でもあり、始まりにピッタリでした。

 

3、イブの時代っ!
 続いて、イブの登場。ナンバーワン!のコールができただけでもう満足。大大大大大大大満足くらい満足した。

 

4、めうめうぺったんたん‼︎
 10年目にして初披露らしい。めう曲は声出しが一番楽しいけど、特にこの曲はコーレスパートもあってコールが非常に多く4曲目にして喉に大きなダメージが…。親衛隊の一員になれた気分で、会場がピンク一色、一体となって声出しする瞬間がライブ会場ならではの体験でした。すごい楽しかった。M!O!K!S!なんてオタク頑張り過ぎた。あと、五十嵐さんのぺったんする振り付けがめちゃくちゃ可愛い。もう100回くらい見たい。あと、五十嵐さんこの曲を生でばっちり歌えるのすごい。プロの技。

 

5、とってもとっても、ありがとう。
 以前にライブ映像がYoutubeで配信された際に、歌詞の「オレンジ色に〜」の部分でペンライトの色が咲子のイメージカラーの紫からオレンジに変わる部分がとても印象に残っていて(某アイドルアニメの雪の曲みたいな)、当日自分も絶対にやろうと決めていました。
 めう曲で会場のテンション弾けてから、しっとりバラード可愛い曲でホッとする実家みたいな落ち着きでした。

 

6、虚空と光明のディスクール
 まさかの凛のソロ曲。最初に花のやくそくで登場したのでもしやとも思ったが、ライブ前からは想像もつかないサプライズ。でぃぞビタの生演奏とアレンジが一番映えるのは凛曲だったと思います。

 

ここまでの5曲はやっぱりひなビタ♪の原点というか、あると落ち着く曲達ですね。それでもこの5曲が連続で演奏できていることが、このライブはやっぱり特別だなあと感じさせてくれるものでした。

 

ここででぃぞビタによる演奏と紹介が入りました。かっこいい。でぃぞビタの方、演奏中もすごい動いたりアレンジしてくれたり、最高です。

 

7、地方創生⭐︎チクワクティクス
 でぃぞビタの演奏の流れそのままドラムのリズムに合わせてスタート。最初は何かとちょっと思ったけど五十嵐さんが入ってきて0秒で理解した。
 トークショーで登場した際に4Cのコールがばっちりだったオタク達でしたが、ライブでのコールは迫力も勢いもあって楽しかったです。でも、まさか4C後のパートをファンで合唱になるとか思わなかった…夜はばっちり歌いましたが⁉︎

 

8、ミラクル・スイート・スイーツ・マジック‼︎
 衣装が可愛い。振り付けも可愛い。曲が可愛いからね。ハートを作って可愛かった。ヒーローズの中では凛曲と並ぶくらいで一番好きだと思う。曲のリズムがちょっと複雑で難しいけどそんなの問題なし、可愛ければよし。

 

そして日高さんと五十嵐さんが揃って簡単なトーク
めうの新衣装がうさぎの尻尾や羽がついてふわふわ可愛かったです。そしてこの2人が揃ったということは…?めう曲は生でライブができる曲だとは思っていなかったが遂にその時が訪れた…!せーのっ「ちくわパフェだよ⭐︎CKP!!」

 

9、ちくわパフェだよ⭐︎CKP
   めちゃくちゃ好きな曲です。2人の圧倒的な歌に感動した。
 夜の部の日高さんのテンションが特にすごい。バリバリドッカージュジュゴバァの効果音とか掛け合いの部分のセリフとかもうノリノリで勢いMAXですごい楽しそうでした。
 2人の作るハートとか可愛くて、この曲がライブで聞けたのは本当に良かった。感動曲。

 

10、完全無欠の無重力ダイブ
 2番目はイブの初披露。セトリを考えるときにこの曲やりたいってTOMOSUKEさんに言ったらしい。イブの時代っ!とは全然違うオシャレかっこいい楽曲。衣装もかっこよくて良かったね。

 

そしてまた五十嵐さんを呼ぶ。チクワクティクス、CKPと1曲おきに出ててお疲れのところで追い討ち。この2人が揃ったということは…?

 

11、都会征服Girls⭐︎
   府中は都会だった!?表参道や原宿とかイブが生きたそうだけどまずは府中から攻めるらしい…津田さんはかっこいい衣装だけど五十嵐さんはふわふわメルヘン衣装でギャップがちょっと良かった。めうパートの演出が仏の後光のようで良かったね。
 これは夜の部なんだけど、「好きなメロディーも忘れちゃうのかな」の部分が心に沁みました。何気なく普段から聴いていた曲なのに、こんなに歌詞を重く受け止めることはなかなかなくて、自分は絶対ひなびた♪の曲はいつまでも好きでいたいと思いました。

 

12、漆黒のスベシャルプリンセスサンデー
 続いて咲子。今回のライブはメタルの闇バージョンの咲子。山口さんがこの曲をやりたいっていう前にTOMOSUKEさんに「やりたいでしょ?」と言われたらしい。
 山口さんの闇衣装がめちゃくちゃ好きでした。可愛いけど曲はかっこいいメタルな感じの曲でそこのギャップが本当に良い。元々この曲はすごい好きってわけではなかったけど、生演奏と速いテンポでの勢いある歌でとても印象に残りました。今回のライブで印象が変わって大好きになった曲。

 

素晴らしい。全人類に拍手を送りたい。

 

ここでまた五十嵐さんを呼ぶ。本当にお疲れ様です。
この2人はそんなに話してなかったらしく(?)、10年間の時を経て遂に親睦が深まったそうな。

 

13、ホーンテッド★メイドランチ
 最高。あーーーーーーって叫ぶところとか大好き。腕をぶん回しする振り付けとか、Cメロのお化けポーズの振り付けとかめっちゃいい。2人とも可愛い衣装を着ていただけに「ギャップめう!?」って感じですごい良かった。

 

14、フラッター現象の顛末と単一指向性の感情論
 凛曲2つ目。昼と夜とでアレンジが違かったらしいけど、そこまでちゃんと聞いてませんでした。すみません…。かっこ良かったのはちゃんと記憶しています。
 この曲は間奏の部分の演奏がすごいかっこよくて、でぃぞビタの生演奏で聞いてこその感動があった気がします。

 

15、滅びに至るエランプシス
 にこきゅっぴん来るかと思ったけど、選ばれたのはこの曲でした。これにも意味があったんですね。これも元々すごい好きな曲で、山口さんと映像の凛の振り付けがばっちり合っていてお見事でした。これは何度でも言うんだけど、曲調と山口さんの衣装と歌が本当にかっこよかった。

 

16、走れメロンパン
 最後の曲にふさわしい1曲。まり花とイブの友情を歌ったこの曲、途中から残り3人も入ってきて5人での歌唱となりました。横から山口さんが歌いながら登場した時は感動で涙がまた込み上げてきました。時は残酷に過ぎていくんだなぁ、でもだからこそ今輝くんだと、この歌詞も繋がるところがありますね。

 

これで終わり…と思いきや会場全体からアンコール
体感5分くらい?はずっとアンコールの声が響き渡っていました。暗い会場の中で何人かは立ち上がって全力で声を出す会場にいて、現実じゃないみたいなドラマか映画を見ているのに近い感覚を覚えました。そしてでぃぞビタの皆さんが準備に戻ってきて、そろそろ始まりそうな雰囲気が出て会場の熱もさらにヒートアップ。
声優さんが舞台に登場したと思ったら、まさかの影が6人!?これはまさか…

 

17、チョコレートスマイル
まさかの7人でのチョコレートスマイル。1番好きな曲でした。普段プレイリストでひなビタ♪曲を流す時もこの曲を聴くと情緒がおかしくなるので滅多に聞かないんだけど、このタイミングで流れて泣かないはずがなかった。サビの部分の和音の変化とか涙腺を殺す魔法がかかってると思う。それを7人揃って。この曲のためにここなつの2人まで来てくれて(ずっとライブ中は後ろで見てたみたいだけど)これは現実かと疑うような。アンコールからそうだったけど自分が全部吐き出されてライブの1部として溶けて無くなったみたいな感覚に落ちた。
ストーリー上でもこの曲が大団円みたいな立ち位置だと思うんだけど、10周年ライブの最後に持ってくる曲としてこれ以上ない。全部だった。感謝しかないです。

 

ここなつのお二人にもコメントを頂きつつ、最後のトーク
ここのトーク内容は次の項目で話そうと思います。

 

18、イマココ!この瞬間(新曲)
 歌詞はちゃんと聞き取れてた分けじゃないけと、「新しく変わってしまっても思い出は残るよ、今この瞬間を大切に生きよう」みたいな歌詞だったとライブ中は把握してました。
 途中の既存曲のアレンジパートが本当に良かった。既存曲のアレンジはずるい。この最終回感は何かと思ったら進撃の巨人の「憧憬と屍の道」を思い出しました。この畳み掛けるアレンジ部分の懐かしさと次のステージに進むんだという寂しさのような感情ともうぐちゃぐちゃでした。

 

そして演者の皆様の挨拶があり、これで本当に終了。
最後にイマココ!この瞬間の音楽とスタッフロールが流れました。今までのひなビタ♪のイラストが流れながら、最後にはメモリアルブックに描かれていた成長した7人の集合写真。号泣。誇張なしに。
これ最終回?昼の部の時点では本当に最終回だと思って、頭空っぽでした。
それでも夜の部でのトークに救われましたね。これからもひなビタ♪は続くのか!?

 

Ⅱ. 全体の感想

全体を通じて、ひなビタ♪曲の中では電波ウキウキなめう曲が一番好きだったので自分得なセトリでした(多分何が演奏されても🉐!って言ってる)。初めてのライブだったのもあって、大好きな曲に合わせて全力で声を出してペンライトを振って会場全体で盛り上がれたのが本当に楽しかったです。特にめう曲はコールが本当に多くて一番楽しかったです。まさか現地で参加できるとは、夢のような時間でした。めう曲で泣く時がくるなんて。

昼の部では少し後ろの方から全体を見渡すように観ましたがVIP席の鍛えられたオタク達の揃った動きが見られました。先述の通り昼の部では最終回のような気分で、終わった後空っぽになったような終わり方でした。

夜は昼で予習した分コールはよりばっちりできた気がします。8列目で舞台や画面がとても近く、声優さんの動きや表情をより間近で見ることができました。ノリも後ろの列より良かったような気がします。昼に泣くところで泣いたぶん、夜は全力で楽しめました。雑念が全部吹き飛んで「楽しい」と「可愛い」くらいしか頭に無かったです。2時間がほんの一瞬でした。

声優さん一人一人について。

芽兎めうは本当にお疲れ様でしたという感じでした。全部で9曲に出演され、デュオパートでは1曲おきに、しかも芽兎めうの激しい早口の曲を歌うという偉業を成し遂げられました。
全員が上手いのは当然として、芽兎めうの歌声が一番キャラを感じることができました。歌声も掛け合いも本当に芽兎めうで、これだけ大変なスケジュールの中でこれだけの完成度の演技ができるのはプロのレベルの高さを感じました。

咲子は自分の中ではMVPかもしれないです。まず衣装が可愛かった(n回目)。そんな可愛いところからメタルで闇なイケイケの歌が披露されるのがとてもかっこよかったのと、テンポが速い楽曲が多かったので楽しかったです。咲子はふわふわ系やバラードの曲も多くて、今日のような別の面のライブも非常に良かったです。昼の部はずっと緊張していたらしいですが、それを感じさせない歌でした。私たちのことを親戚→親のように思ってくれているそうです。

イブは、イブの時代っ!がそういう曲なのもあるけど会場を盛り上げるのがすごい上手で、舞台の上でガンガン振りをしていっぱい動いてるのが見てても楽しかったです。歌が上手い。曲内でもトークでもナンバーワンを叫べて、これからもずっと擦っていってください。

まり花は自分の1番の推しで、尊かった。曲が全部可愛いし、振り付けで可愛いポーズをとるたびに頭に中で「可愛い」って叫んでました。演技の時も全力で、イベントのたびに次のライブとかやりたい!って言ってくれる愛がとても嬉しいです。最後にはTOMOSUKEさんを舞台に引き摺り出して感謝の挨拶と次への気持ちを伝えてくれました。これからもずっと応援させてください。

最後に凛。参加してくれてありがとう。5人揃って良かった。水原さんがひなビタ♪のことを思ってくれていて、凛を思ってくれていることがとても嬉しかったです。最初に画面に登場した時は会場がどよめいたかな?あえて悪い言い方をすれば映像と録音だったんだけど、そんなの関係ないと会場全体が全力で応援してるのを全身で感じて、夜のフラッター現象の時には凛の姿を見て涙しました。5人揃っての日向美ビタースイーツ♪です。

個人的には一番好きな曲の一つである滅亡天使 † にこきゅっぴんも聴きたかったですが、掛け合いなどが難しかったでしょうか。これは完全に妄想ですが、他のデュオ3曲はライブで披露して記憶に強く残る中で、にこきゅっぴんが演奏されなければ思い出としてファンの中に残らない。その対抗策として、グッズ化して10周年の凛とめうの思い出としての残し方だったのではないでしょうか。考え過ぎかな。

でぃぞビタの生演奏も欠かせないものでした。生演奏がライブで聴けるってそもそも豪華だし、曲ごとにアレンジも加えてカッコよくて、自分も前にピアノ弾いていたのもあってバンドやりたいなあって少し感じました。

 

2、イマココ!この瞬間

最後にこの新曲が流れて、過去曲アレンジパートがあって、さらにはメモリアルブックのイラストが登場するムービーで終わり、本当に最終回かと思いました。
でも夜の部ではここなつ10周年の企画が示唆され、TOMOSUKEさんからはライブへの意識があること、過去にこんなストーリーがあったと振り返る形で新曲を出す提案だったりと、もう少しひなビタ♪コンテンツが続きそうな雰囲気が漂いました。少しホッとした部分もありますが、時間の移り変わりにはなかなか勝てないものかと感じました。

今思えばひなビタ♪って時間の移ろいに関する歌詞って多くて、町おこしというテーマ自体も関わりの深いものだと気付きました。
今回のライブの中でも都会征服Girls☆や走れメロンパンは、時間は過ぎていくけど思いは残したい、今、輝くんだという歌詞だったんだなあと聞いてて改めてしみじみ思う部分があったり、「ドラマチックな日常は自分たちで創ってゆくの」という歌詞はライブ終わりの自分には刺さるものです。もう青春なんて言う歳ではないけどね。

そして新曲にイマココ!この瞬間。

歌詞の公開後、この曲を手がけたササキトモコさんが言及されたように、花のやくそくのアンサーになっていました。

「桜の花びらが ひとつひとつ 散りゆくように
 それぞれの未来へ 今 進むんだ」

「やくそくしてね 五つの花びら またこの場所で 響きあうって
 一輪の花 咲かせるように ことばを超えて ひとつになろう
 『ありがとう』『またね』と 伝えきれない気持ち 奏で つぶやいた
 桜の歌は まちを包んで 夜の果てまで 続いた」

この辺が特に繋がる部分でしょうか。一部歌詞はそのまま引用されています。だから最初に花のやくそくを持ってくる必要があったんんですね。
一人一人が花びらに例えられた歌詞で離れていたのがまた再開し、それぞれが大人になっていることを強く感じます。

途中のアレンジパートも、過去の歌詞に言及して振り返っているのがエモい。先にエランプシスが歌われたのも、このためだったんですね。高校生の頃の歌詞だったりを振り返って、若くてやり過ぎた部分を少し恥ずかしがるような、それでも懐かしく思う感じが伝わり、大人目線での落ち着いた5人が想像できます。

他の部分もところどころ他の曲を想起させる部分がありました(ただの妄想かもしれませんが)。古びた看板や街並みの描写は温故知新の歌詞を少し感じさせましたが、今は時の流れを止められないことを受け止めているところも大人になった点のように思えます。時間のヴェールというのも過去には戻れないことを意味しているのでしょうか。ネコ缶はneko*nekoですよね?自由気ままなネコとは再開の約束はできませんからね。

この新曲の歌詞は結局は今までの曲にもあったようなものなのかも。時間の歩みは止まることがないし新しく変わってしまうけども、イマココを大切に生きていれば思い出は残るし、変わっても5人の関係は確かなんだよっていう。10年の時を経て大人になった日向美ビタースイーツ♪のイラストも出て、「昔のものを大事に」から「毎日を大切に生きていれば変わってしまっても大丈夫」な新しいステージに進んだんだなあと感じています。

ひなビタ♪は永遠というのは、コンテンツがずっと更新されて続いて欲しいというのは当然あるけど、仮に万が一ひなビタ♪が終わったとしても倉吉・倉野川で出来た人の繋がり、思い出は残るから大丈夫だよっていう意味合いはあるんじゃないかと妄想しています。

 

本当に10周年締めくくりとして最高のライブでした。自分の中でも1つの幕切れのようなイベントでした。イマココ、この瞬間を大切に。毎日を大切に生きていこうと思えました。

 

このイベントに関わった全ての方、本当にありがとうございました。
これからもひなビタ♪を全力で応援します。

 

(何か書きたいことを思い出したら追記するかも)